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2015年6月23日火曜日

政の言葉から読み解く戦後70年: 歴史から日本の未来が見える

政の言葉から読み解く戦後70年: 歴史から日本の未来が見える

今年は「戦後七〇年」ですが、ひと口に「戦後」と言っても、「戦後民主主義」という場合の「戦後」と、『経済白書』で流行語になった「もはや戦後ではな い」の「戦後」ではまったく意味が異なります。

前者が戦争放棄や基本的人権に代表される日本国憲法下の「民主主義」体制を意味しているのに対して、後者は 「敗戦直後の闇市経済からの脱却」を意味して使われた言葉です。

また「吉田ワンマン」という愛称は、戦後日本の復興に貢献した吉田茂首相を指していますが、「ワンマン」という言葉の由来は何でしょうか。
大磯に住んでい た吉田首相が、通勤の妨げとなる踏切渋滞を迂回するバイパスを建設させ、これが「ワンマン道路」と呼ばれるようになったのに因むというのが定説となってい ますが、「ワンマンバス」から名付けたという説もあります。
このように、政の世界で流行語になった言葉を年代別に紹介しつつ、その背後にあった政治状況を 検証し、「戦後日本」を分析したのが本書です。

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