急増するアルコール依存症。しかし治療を受けている人は4%以下。
本人も周囲も「依存症」と気付かずに失職や事故など深刻な事態になってしまう。
どうしたら防げるか考える
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター院長…樋口進,
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【酒ぐせの悪さ? どこまで飲むと依存症?】
アルコール依存症の疑いのある人は440万人以上。
一般の大酒飲みとは異なり、専門家の手を借りなければ治らない。
本書ではその特徴的な症状や治療法から相談先、医療機関までを詳説。
患者家族に役立つ一冊。全国厳選127医療機関リスト付き。
(まえがきから)
アルコール依存症から抜け出すためには、まず問題を家庭内に閉じ込めないことが大切です。
依存症者本人は、症状を軽視したり否認したりしがちで、周囲から問題を指摘されても、なかなか問題意識がもてません。家族もまた、問題に気づいても、第三者に相談することを躊躇し、自分たちだけで解決しようとする傾向があります。
しかし、そうして問題を抱えたまま家庭に閉じこもると、状況は悪化していきます。アルコール依存症は、専門家の手を借りなければ、なかなか治らない病気です。専門家に相談して、適切な治療を受けることが必要です。
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