秋田県の港町に江戸時代から伝わる伝統行事・土崎港曳山まつり。祭りの期間中、各家庭で提供される『かすべ料理』をご紹介。町の人が愛してやまないご馳走、かすべとは!?
かすべはエイの乾物で、その昔、北前船によって北海道から運ばれました。
2日間水で戻して、醤油・酒・ザラメで甘辛く煮付けて食べます。
乾物のかすべは日
持ちがすることから、夏のもてなし料理として珍重されてきました。
今年80歳になる上村タチさんは、かすべ作りの名人。
祭り当日の7月20日には毎年大鍋
でかすべを煮付けます。
祭りには都会で働く息子や孫もみんな帰ってきます。
家族をかすべでもてなすのがタチさんの楽しみ。港町が活気に溢れる祭りの様子を
通して、人々のふるさとへの思いを描きます。
日本全国各地の「食」を通して、地域の歴史や文化、人々の英知や営みを学び、温かいコミュニティーなどを四季
折々の美しい風景とともに描き出す教育ドキュメンタリー番組。
干かすべ
北海道産のかすべ(えい)を干したものです。
水で戻して甘しょっぱく味付けして食べます。
秋田県で食べる郷土料理です。
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