マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
女の子が学校に通う権利を訴え、タリバンに襲撃され重症を負ったマララ・ユスフザイさん。
いまイギリスで暮らす彼女が若い読者に語りかけます。
幼いころの思い出、家族のこと、タリバンの侵攻、命をかけて訴えてきた「女の子が学校に通う権利」、襲撃を受けた「あの日」のこと、そして故郷から遠く離れて暮らす現在。
信念を持ち続けるマララさんにだれもが心を揺さぶられます。
【マララ・ユスフザイ・著】
10歳のとき、女子の教育を求める活動を始める。生まれ育ったパキスタン北部のスワート渓谷で、テロ組織が勢力をのばし、
学校教育がおびやかされたことがきっかけだった。
グル・マカイ(矢車菊)のペンネームを使って、タリバンの支配下に暮らす日々の日記を、英国BBC放送のウルドゥー語サイトに投稿。
また、米国ニューヨークタイムズ紙が、パキスタンの教育の現状をドキュメンタリービデオにまとめた際にも、進んで取材に応じるなど、
あらゆる機会を使って平和と子どもの教育の権利を広く訴えてきた。
2012年10月、タリバンに狙われ、下校途中に銃撃されたが、一命をとりとめ、その後も教育のための活動を続けている。
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