NNNドキュメント’15「“元少年A”へ ~神戸児童連続殺傷事件 手記はなぜ~」
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今年6月、書店に並んだ「絶歌」。著者は“元少年A”。
10年前に少年院を退院し、社会復帰した。出版社は、
番組では、遺族、
酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。
「少年A」――それが、僕の代名詞となった。
僕はもはや血の通ったひとりの人間ではなく、無機質な「記号」になった。
それは多くの人にとって「少年犯罪」を表す記号であり、自分たちとは別世界に棲む、人間的な感情のカケラもない、
不気味で、おどろおどろしい「モンスター」を表す記号だった。
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