女優、山本美月はヒロインの白拍子役 陰陽師に初挑戦する

モデルで女優、山本美月（２４）が９月１３日放送のテレビ朝日系ドラマスペシャル「陰陽師（おんみょうじ）」で時代劇に初挑戦することが１９日、分かった。
　主人公で怨霊と戦う平安時代の陰陽師、安倍晴明を歌舞伎俳優、市川染五郎（４２）が演じ、美月はヒロインの白拍子役。

ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓの堂本光一（３６）演じる晴明の相棒、源博雅ら宮中の男たちを幻妖な魅力で翻弄する。
　平安装束の長袴姿で優美な舞いも披露した美月は「舞踊の稽古を積みましたが、とても難しく、太ももが筋肉痛になりました（笑）。
本番で染五郎さんの視線をずっと感じていましたが、『申し訳ないな…』とそちらを見ることはできませんでした」と照れ笑い。

陰陽占術 平成28年

陰陽道とは、この世のすべての現象を「木・火・土・金・水」5つの要素(五行といいます)に分けて、五行のバランスをとることで災いを回避し、幸福を呼び込むことを目的とした技術です。
陰陽師では、安倍晴明が有名ですね。「式神」という鬼神をあやつる呪術師のような存在を想像されている方も多いでしょう。

しかし、その起源をたどってみると、天文学や暦など、世の中の流れを理解する学問を体系的に学ぶ学者集団であり、古代政治における官職のひとつでもあったのです。
平安時代までは、陰陽道は国家機密として扱われていました。
政治の中枢機関の地位にあり、国の運命を左右するほどの力を持っていました。