実相寺の境内に咲く、樹齢2000年ともいわれる日本で最古、最大級のエドヒガンザクラ。
その大きさは樹高10.3m、根周11.8mほどで、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の折に植えたという伝説が名前の由来になっており、また鎌倉時代、日蓮聖人がこの木の衰えを見て回復を祈ったところ蘇ったため、「妙法桜」とも呼ばれています。
花の美しさだけでなく、長く生命を繋いできた風格や生命力を感じさせる姿は圧巻で、その神々しさに、見る人は思わず手を合わせるとも言われています。
桜の時期には、たもとの花畑に黄色いラッパ水仙が咲き誇り、背景に臨む青い南アルプスと合わせて美しい景色の共演を見ることができます。
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