イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北
混迷の中東に突如現れたイスラム国。
捕虜の殺害や少数民族への迫害が欧米経由で
厳しい批判と共に報じられているが、その過激な行動の裏にある歴史と論理は何か?
本書はイスラムそのものに対するメディアの偏見と、
第一次世界大戦時に確立された欧米による中東秩序の限界を指摘。
そして、集団的自衛権容認で中東に自衛隊が派遣される可能性が高まる中、
日本が今後イスラム世界と衝突せず、共存するために何が必要なのかを示す。
(目次)
はじめに 日本は決してこの戦争に参加してはならない
序 章 中東で起きていること
第一章 16億人のムスリムを味方にするか、敵に回すか
第二章 まちがいだらけのイスラム報道
第三章 イスラム世界の堕落とイスラム国の衝撃
第四章 日本人にとってのイスラム
おわりに 戦争は人の心の中で生まれる
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