米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は6日、「現時点での株価水準は一般的にみて極めて割高だ。潜在的な危険がある」と述べ、将来的なバブルの発生に警戒感を示した。
ワシントン市内で開かれたイベントで行われた国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事との対談で話した。
イエレンのFRB 世界同時緩和の次を読む
米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の終了を決定。リーマン・ショック以降6年間続いた超金融緩和からの脱出を主導するのは、女性初のFRB議長ジャネット・イエレンだ。
夫アカロフと師トービンはともにノーベル経済学賞の受賞者、自身も経済学者からセントラルバンカーに転じたイエレンは、どのような経済観の持ち主か。
そして出口戦略の舵取りをどのように進めようとしているのか。
ワシントンで現地取材にあたった記者が、その実像に迫る力作。
雇用を大事にする「ハト派」セントラルバンカーと見られていたイエレンが出口を主導する真意は?
金融正常化に足踏みする日本との違いは?――「テイパーリング」「フォワード・ガイダンス」など出口戦略を読み解くキーワードの解説を交えながら、グローバル・マネー経済のこれからを読み解く。
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