中国北京市は17日、深刻な大気汚染に見舞われた。
在中国米大使館のウェブサイトによると、17日午後4時の微小粒子状物質「PM2・5」を含む汚染指数は、最悪レベルである「危険」を示す345を記録した。
市内の上空は、もやがかかって真っ白になり、日中も薄暗く感じられた。高層ビル群もかすみ、路上ではマスクを着けて歩く人の姿も目立った。
越境する大気汚染 中国のPM2.5ショック
隣国・中国でますます深刻化する大気汚染。
2013年1月、北京をはじめとする主要都市は濃いスモッグにおおわれ、非常に高い濃度のPM2.5が発生、危険な域に達した。
こうした事態の根本原因はどこにあるのか。果たして解決する方策はあるのか。
日本にも飛来する黄砂やPM2.5に問題はないのか。中国と日本双方の調査に当たる著者が、PM2.5のとんでもなく高い数値の裏側にある事情を解説。
日本で見られる健康被害や様々な方面での影響、その真実の姿に迫る。
とりわけ中国から日本に大気中の微量子が運ばれる間、どのような変質過程をたどるのか、その様子を詳しく紹介する。
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