5年に及ぶ交渉の末、大筋合意に至ったTPP=環太平洋パートナーシップ協定。
参加する12か国の経済規模は世界全体の4割。
協定が発効すれば、世界最大規模の自由貿易圏が誕生します。
合意した内容は、工業製品や農産物などの関税撤廃や大幅引き下げ、そして知的財産をめぐるルール作りなど多岐にわたります。
私たちの暮らしや日本経済にどのような影響をもたらすのか。
交渉にあたった甘利大臣と専門家の討論を通じて考えます。
日本のTPP交渉参加の真実:
その政策過程の解明 国論を二分したTPP交渉への参加が実現した。
しかし関心は交渉の帰趨に移り、交渉参加に至った過程の検証は全く為されていない。交渉参加は農産品の関税維持に腐心してきた政府にとり大きな方針転換であった。
何故に政策大転換が為されたのか。
TPP参加協議にも従事した元農水省国際交渉官の著者が歴代7内閣の政策要因・背景を実証的に解明する。
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