今年も次々と最新家電が登場した中、驚きのアイデアで大ヒットした家電が「BALMUDA The Toaster」です。
バルミューダ スチームオーブントースターBALMUDA The Toaster
バルミューダと言えば、グリーンファンシリーズで扇風機革命を起こした、主に空調家電を扱う家電メーカー。
そんなバルミューダが今年6月、初のキッチン家電として発売したこのトースターは、2万円を超える価格にも関わらず、発売直後すぐに2万台が売れ、店頭でも品薄状態が続く大ヒットとなりました。
人気の理由は、誰でも簡単に、外はカリッと中はしっとりモチモチのプロが焼いたようなトーストが作れること。
ポイントは、トースターに開いた穴。ここに付属のカップ1杯（5㏄）の水を入れると、ヒーターによりスチームが発生！
水蒸気がパンの表面を覆うことで、パンの中の水分と香りを逃がさないのです。
この発想が生まれたのは、雨天のなか行われた、会社のバーベキュー大会。
肉を焼くかたわら、持ってきた食パンをトースター研究の足しになればと、雨にも関わらず炭火で焼いて食べたところ、あまりの美味しさに全員ビックリ。
パンに水分を与えるとおいしくなることを偶然発見したのです。
3段階（60℃、160℃、220℃）の細かい温度制御で焼いたトーストは、外は、カリカリ・サクサク、中は、しっとりでふっくらモチモチの食感に。
1日経ったクロワッサンもこれを使うと、焼きたてのようなパリッとした美味しさがよみがえります。
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