隅田川花火大会、相次ぐテロ事件受けて警備強化(16/07/31)
東京・下町の夏の風物詩「隅田川花火大会」が、30日夜に開催され、大勢の見物客でにぎわった。
ただ、フランスやバングラデシュなど、世界各地で相次いだテロ事件を受けて、厳重な警備態勢が敷かれる中での開催になった。
東京の夜空を彩る、2万発の花火。
30日夜に開催された「第39回隅田川花火大会」に訪れた見物客は、およそ95万7,000人。
会場周辺は、見渡すかぎり、人・人・人と、ものすごい人が集まっていた。
こうした状況に、見物客からは、ある不安の声が聞かれた。
見物客は、「お父さんから、テロ対策があるかもしれないので、気をつけろと」、「(テロは)怖いですね」、「人がいっぱい行くところは、大抵危ないイメージ」などと話した。
フランス・ニースでは、7月14日、花火見物客にトラックが突っ込むテロがあったばかり。
「ソフトターゲット」と呼ばれる、不特定多数の人が集まる場所を標的にしたテロ事件が、世界各地で相次いでいることを受け、隅田川花火大会の会場周辺も、物々しい雰囲気に包まれていた。
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