NNNドキュメント「“一歩 一歩”が人生 女性登山家・田部井淳子」

１９７５年、女性で世界初のエベレスト登頂に成功した登山家・田部井淳子さん。

まだ女性が働くことが珍しい時代、子育てをしながら世界７大陸の最高峰を制覇するなど、“元祖・山ガール”として活躍してきた。
４年前、ガンを宣告された。抗がん剤治療の後遺症に苦しみながら、それでも山に挑み続けている。
数々の“壁”を乗り越える不屈の精神が多くの共感を呼んでいる。 命ある限り“一歩一歩”歩く、生き方を追った。

　　　 人生、山あり時々谷あり

登山家・田部井淳子さん。
４１年前、女性で世界初のエベレスト登頂に成功した“元祖・山ガール”です。
子育てをしながら世界７大陸の最高峰を制覇するなど、社会で活躍する女性の先駆者としても注目されてきました。

７６歳の今も年間１００日以上山に登る、現役の女性登山家。
しかし４年前にガンに冒され、抗がん剤治療の後遺症に苦しみ続けています。
登山家の命といえる手足に残った強い痺れ・・・それでも、命ある限り歩き続ける。
その不屈の精神は、どこから来るのか？

私たちは２年間にわたり田部井さんに密着取材。　残された時間をどう生きるか・・・
逆境を乗り越え、“一歩一歩”生きる田部井さんの姿を追いました。