会いたかった―代理母出産という選択
向井 亜紀 (著)
卵子提供、養子縁組の道を模索しながらも挑んだ最後のチャレンジで、5月、代理母のシンディが双子を妊娠。
けれども、シンディの不調、心ないマスコミ、無
神経な医師によるドクターハラスメント、代理母出産という方法への世間の目、夫婦の亀裂など、たくさんのハードルが待っていた。
数え切れない涙を流しなが
らも、「みんなが幸せな顔」を懸命に明るくイメージして、祈り続けた日々。そして、11月末、突然の破水の知らせにより、予定より1カ月早く、その日は
やってきた。
「生命」を見つめ続け、あらゆる不条理に向かい合った3年間。
人は、こんなにも強く明るく生きられる。
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